処理の内容によっては、データがオーバーフローするかまたは切り捨てられる場合があります。オーバーフローはエラーになります。切り捨ての場合、重要ではないデータが失われます。
INSERTまたはUPDATE文を使用して、正確な値をデータ・ストアに保存する際、目的の列のスケールがその値より小さい場合にかぎり、切捨てが行われます。このような切捨てが行われた場合、警告が戻されます。オーバーフローのため値が納まらない場合は、エラーとなり値は挿入されません。たとえば、値1.234をDECIMAL(5,2)の列に挿入しようとしたり、列を値1.234で更新しようとすると、警告が戻されます。また、実際にその列に値1234を挿入するとエラーが発生します。
計算時、あるいはデータ・ストアに値を挿入したりデータ・ストアの値を更新する際、近似値が切り捨てられます。値の挿入または更新時に警告が戻されます。近似値がオーバーフローした場合、エラーが戻されます。
次のような場合に、オーバーフローが発生します。
英数字または数値データ型では、切り捨てによってエラーまたは警告が発生する場合があります。